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NEWS2017.04.19
NEWS2017.04.19
第61回京都府発明等功労者創意工夫部門で表彰を受けました
4月18日、京都府公館レセプションホールにて行われました第61回京都府発明等功労者表彰にて創意工夫功労者の表彰を頂きました。
受賞テーマは「レイアウト変更による労働生産性の向上」です。
式は下の写真の様な京都らしい中庭に面したホールで、厳かな雰囲気の中、執り行われました。
副知事が挨拶された中で次の言葉が強く印象に残りました。
「智のフロントランナーとして今回のような発明、工夫は継続して行くべきだが、その底力が弱くなっている。地元の大学と共に大きな危機感を抱いている」
「イノベーションはそれが市場に受け入れられ、マーケットを形成して初めてイノベーションと言える」
「また、その発明、創意工夫は、1・企業にとってメリットがある事、2・地域社会にとって有用であることが求められる」
(敷衍すれば、この条件を満たさなければ単なる自己満足ということか、と思う。)( )内塩見文責
当社の様な地方の中小企業が何を持って社会から必要と認められ、顧客に選ばれるのか。
改めて考えさせられる1日でした。
※例えば個人の場合。
昇進した。課長から部長になった・・・すごくよいことをした違いない。そうでなければこの新しいポスト(部長)にはつけなかった。だから、この昇進をもたらしてくれたことを、もっとやろう、と考える。しかしこれまでやってきた仕事のやり方では新しいポストはこなせない。新しいポストはそれまでと違うやり方、考え方、マネジメントを要求している。
※企業の場合
何らかの評価を得た・・・よいことをした違いない。さもなければこの表彰は得られなかっただろう。だから、この表彰をもたらしてくれたことを、もっとやろう、と考える。しかしこれまでやってきた同じレベルの発明、工夫では世の中は満足しない。受け入れてくれない。それまでと違うやり方、考え方、人との関わり方、社会とのかかわり方を要求されている。
当社は来年で設立50周年を迎えます。60年、70年、そして100年と続く為に、しっかりと根っこの部分を考え、確立しなければならない。
つまり「何の為に事業を続けるか」は、創業の時のその思い、そして今日これまでのその思いと同じ「内容」ではだめだ、と・・・
『死への道とは、「もはや人生から何ものも期待できない」という観点によって通じている道であり、生への道とは「人生が何を我々から期待しているか」という観点から開かれる道である。』~ヴィクトール・フランクル 夜と霧より~
応援して下さった皆様、ありがとうございました。
晴れ舞台は当社の古田さんが代表して出席しました。かなり緊張の面持ち・・・
写真映りがいまいちなだけで、実物はもっとハンサムですよ!