INTERVIEW

Theme.01

「地域に貢献したい」の
想いから、
綾部に根ざした
サンワ化工へ。

サンワ化工に入社したきっかけは、まず地元・綾部に根ざした企業で働きたいと思ったことです。もともと地域社会に興味があり、大学でも地域経営学科で地域社会の価値向上・発展について学んでいたので、綾部に貢献したいと考えていました。就職活動では、ほかにもいろいろと企業見学に行きました。サンワ化工が良いと思ったのは、転勤がなく地域コミュニティと密につながれる点。そして、世界的な企業との取引があるので、綾部に根ざしながら世界的な視点で成長できそうな点です。
実は会社見学をした時は、みなさん真面目にワイヤーハーネスを作っていたので「やっぱり製造工場だから黙々と作業しているんだなぁ」という印象だったんです。でも、実際に働いてみたらコミュニケーションを取りながら仕事をして、休憩時間にはお茶を飲んで雑談をして笑ったり…と、良い意味でギャップがありました。

安心して会社に馴染めたのは、
管理部での研修があったから。

入社後、まずは管理部での研修からスタートしました。具体的な技術を学ぶより先に、会社の仕組みやこれまでの歴史、部署ごとの役割など、全体的なイメージを掴めたので安心して会社に慣れていけたと思います。ワイヤーハーネスの会社というと「理系の知識がいるのかな？」と思う学生さんもいると思いますが、そこは安心してください。入社後にきちんと先輩や上司が教えてくれるし、会社に長年のノウハウがあるので文系学部出身でも技術や考え方が身についていきます。
研修後の配属先は、生産技術・品質保証。具体的には、お客様に報告するデータの取りまとめと、社内検査で使用するデータの作成・登録を行っています。それに付随して、治具といわれる検査道具の作成、状況に応じて製造現場のフォローを行うこともあります。

Theme.02

自分の仕事がお客様の
製品や、
社会課題に
つながっている手応え。

私が携わる配列検査は、カンタンに言うと電線や端子などの各パーツが正しい位置に収まっているかをチェックする検査。事前に正しいデータを登録することで、検査時に不適合品をすみやかに発見できます。不適合品を通してしまうと後の工程に混乱が生じるし、もし納品されてしまえばお客様にも迷惑がかかるので、大切な仕事です。
それから、電線、コネクタ、端子などワイヤーハーネスのパーツに含まれる化学物質をまとめ、お客様への報告用データを作るのも私の役目。パーツの仕入れ先さんからいただいたデータをまとめ、専用システムで計算してお客様に報告するのですが、製品によっては海外の基準を確認する場合もあり、お客様の製品に関わっていること、自分たちの仕事が社会課題にもつながっていることを実感します。
共通して感じるのは、自分の仕事が社内の他の工程、さらにお客様にも影響する点。分からないことは親切に教えてもらえるのでプレッシャーは感じませんが、身が引き締まる感じがします。そして、目の前のワイヤーハーネスを通じて世の中とつながっている手応えがあります。